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日々メディアから流れるニュース、情報について思うところを記します。

経営

21の人事破壊

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めがねの株)21の取締役で、眼鏡経営塾塾長の平本清氏の講演を徳島市内で聴いた。

前の職場である眼鏡店をリストラされた仲間で作った新しい眼鏡店を飛躍的に成長させ、人事破壊でも話題を集めた会社だ。

ポリシーは「会社に利益を残さず、社員やお客さまに還元」。特に驚いたのが、社員の評価と給与をすべてイントラネットで公開していること。全社員が全社員を評価する仕組みだ。これは「人がやる評価なんて所詮間違っている。そのために人事部を置いて莫大な時間と労力を割くぐらいなら、大ざっぱな評価でいいから、その分賞与を増やそう」「給与を公開することで緊張感を持つ」との思想に支えられている。

中小企業では、ようやく成果主義を導入しようとしている会社も多い。完全な年功序列も問題だが、成果主義も諸刃の刃である。あまりに精緻な仕組みを作ると、その仕組みに振り回されることになる。「大ざっぱな評価でいい」「皆で修正」「評価自体に金と時間をかけない」という考え方は大変参考になる。

フード付きダウン

街を歩いていると、フード付きダウンがやたらと目に付きます。流行っているんですね。。日本の消費者は世界一難しい、と言われますが、ファッションに関しては横並び意識が強いです。流行さえ読めばそこそこ売れます。個性的である、ということに疲れている人も多いのでしょう。提案型の店に人気が集まるわけである。

ポケモン

4歳になったばかりの子供(男)が、ポケモンに熱中している。

といってもゲームはまだ無理なので、テレビを見たり色々なおまけを集めているだけだが、私にはとても覚えきれないくらいのポケモンの名前と形を既に覚えている。自分が子供の頃ウルトラマンに熱を上げていたのと同じだが、ウルトラマンの怪獣とはその数が圧倒的に違う。

しかし、ポケモンのビジネスモデルは恐ろしい。ポケモンは現在400種類弱あるらしい。ゲームはもちろんカードだ、フィギュアだとその商品アイテムは空恐ろしいほど。出せば何でも売れる感じだ。一度近くのポケモンセンター(大阪なら梅田のクリスタルタワービルの地下)をのぞいてみてください。

これからも新しいポケモンが出るたびに、子供たちはそれを求め、親も泣く泣く金を出す。考えた人は偉い!

堀江社長逮捕をどう考えたらいいのか

ここ数日、ブログの書き込みが止まっていた。ライブドア事件について何か書こうと思っていたのだが、事態が日々展開するのでタイミングを失っていた。堀江社長逮捕をどう考えたらいいのか、よく整理できなかったとも言える。

報道されているような容疑内容が事実、すなわち明確な法律違反があったとすれば、逮捕は当然である。米国のエンロン事件と同じく、公正明大でなければいけない株式市場のルールを逸脱することは許されないからだ。

しかし、堀江氏に容疑となるような「たくらみ」を考える知識があったとは考えにくい。「ライブドアの実態は宮内氏」との報道をどこかで見たが、実際そうなのだろう。商業高校出の税理士が成り上がるための舞台としてライブドアを使った、堀江氏はうまく踊らされたというのが現時点での印象だ。

ホームページ製作会社から出発した同社には、核となる独自のビジネスがない。楽天やソフトバンク、ゆうせんなどとの大きな違いだ。まあ、株を買う対象となる会社ではなかった。会社としてのライブドアには魅力はなかったが、堀江氏の行動はやはり賞賛されるものだと思う。

バファローズ、ニッポン放送(フジテレビ)と、次々と既成権力に立ち向かう堀江氏にエールを送ってきた。多くの既得権益を握り、伏魔殿のような業界に風穴を開けていこうとする堀江氏に大きな期待をかけていたからだ。それは自分自身ができないことでもある。

堀江氏にケンカを売られた大企業は「それみたことか」と溜飲を下げているようだが、じっくりと考えてもらいたい。なぜライブドアにあれだけ多くの国民が熱狂し、指示したかを。

 

消費者調査はよくわからない

今朝(1月18日)日経流通新聞(MJ)に、消費者心理調査結果なるものが5ページわたって展開されている。大きな見出しを拾うと「『隠れ大衆』」頭出す」「先端自称・勝ち馬乗りで6割市場」だそうだ。

ネットからリード部分をコピーする。

消費者の6割を占める「隠れ大衆」を捕まえろ。日経MJが実施した「消費者心理調査」で、4つの特徴的な消費者像があぶり出された。注目は2大勢力を形成した「先端自称層」と「勝ち馬乗り層」。他人に一歩先んじていると自任する「先端自称」消費者をつかめば、勝ち馬層も労せず獲得できる。横並びを目指すかつてとは違う「新・大衆」向けマーケティングにヒットを生む勝機がある。

なんだかよくわからない。要するに「先端自称層」をつかめば、それにくっついてくる「勝ち馬乗り層」も獲得できるので、消費者の6割がゲットできるとのこと。

なるほどその通りなのであろう。しかし、この結果に対して目新しさは感じられない。小売業・サービス業の現場で働く人間なら当然感じていたものであろう。そのカテゴリーに名前を付けて括りやすくしたということだ。

この手の話を見聞きして、「よし、我が社の方向性が見えた」と膝を打つ経営者はいるのだろうか。ヒット商品も後から分析すれば、「先端自称層」にうまくアピールできたということだろう。「参考資料」あるいは「読み物」としては面白いが、実際の経営に即役立つことはないだろう。反対に「我が社はなんと陳腐な商品を扱っているのか…」と自信をなくす経営者の方が多いのではないか。

一方同じ調査で、消費者の多くが「買い物は面倒」と感じているとの結果も。消費者は難しい。

サービス業を鍛える

今日3歳の息子と2人で夕食を食べに行くことになった。息子は最近できたイートンタイプのパン屋に行きたいと言う。夕食にパンでは心許ないと思いながら、その店に行くと、三百数十円プラスすればハンバーグやサラダとのセットにできると店頭に書いてある。これなら許せるかと思い入店し、パンを選んでレジに持って行った。

そこで件のセットを注文すると、「本日は売り切れました」と一言。全く「申し訳ない」という態度の感じられなかったその一言。このままパンを置いて帰ろうかとも思ったが、それも大人げないので「ないならないと店頭に書いておけ。それを食べようと思って入ったんだ」と一言申し添えて、パンをいただいた。美味しかったが腹は減った。

歳を取って短気になったのか、最近店頭で苦言を呈することが多い。サービスの内容が低下しているのかもしれないが、マニュアル化、画一化されたサービスや言葉遣いも一因であると思う。

メーカーを鍛えるのがユーザーであるように、小売業・サービス業を育てるのは末端の消費者である。サービス業に不満足な顧客で、私のようにその場で文句をいうものはありがたい存在だと思う。普通は黙ってその店から去っていき、二度と足を運ぶことはなくなるのだ。それに本当に“こわ〜い”客に文句を言われる前に改善した方が、はるかに得なのだ。

私はこれからも時々注文をつけさせてもらう。

串本町へ行ってきました

くしもと今日は、昨年末から地域ブランド確立の支援をさせてもらっている、和歌山県串本町に行ってきました。

参加メンバーは皆さん熱心で、白熱した議論が続きました。

役場職員の方の「串本は人づくりはできている。それをどうコーディネートしていくかだけ」との言葉は印象に残るとともに、大変心強く感じました。長期戦になると覚悟していますが、すばらしい串本のブランドイメージを作り上げるため、微力ながら応援を続けていきたいと思います。

ホームページ再開しました

しばらく閉鎖していたホームページを再開しました。

と言っても中身はスカスカ。これからドンドン充実させていきたいと思います。

 

敗因の研究こそ大切

ベストセラーになっていた保阪正康氏の「あの戦争は何だったのか−大人のための歴史教科書」を読んだ。太平洋戦争の概要をコンパクトにまとめてあり大変勉強になる好著である。特にこの戦争の決定的な欠点は、戦争終結の絵を描くことなく真珠湾攻撃を始めてしまったこと。その後もなんの目処もなくズルズルと戦争を続け、負け戦が重なっても精神論で乗り切ろうとしたこと等々、まさに戦略なき戦であったことが大変よく理解できた。戦略を描くことは日本人の苦手とするところなのだろう。

敗因を研究することが、次の勝利への第一歩であるとするなら、太平洋戦争こそ最良のケーススタディとなるであろう(別に本当の戦争をするという意味ではなく)。

同じ著者が共著者として参加している「昭和史の論点」と合わせて読むと日中戦争も含めた軍部の愚かさをよく知ることができる。経営者にこそ読んでもらいたい。

 

心理学の勉強をしなくては

中小企業の再生を専門に手がけておられ、以前から親しくしてもらっている税理士の森井義之先生と久しぶりにお話をさせていただいた。

勉 強になることばかりであったが、先生は、「人」を活かすことこそ再生の極意だとして、若い頃から組織行動学などの心理学を勉強してこられたという。心理学 については、以前も別の学者から、組織の活性化には不可欠であるという話を聞いていた。その時はものぐさで手をつけていなかった。

工場に おける人の行動、組織内における人の動機付け、店舗における人の購買行動…。経営者にとってもコンサルタントにとっても、最も頭を悩ませるのが「人」であ る。心理学に裏付けられたコンサルティングで人が期待通りに動く−。自分もしっかり勉強しなくては、とあらためて身を引き締まる思いであった。
Profile
湯浅伸一
10年ほど地方紙で記者をしていました。
その後創業に参画し、現在は、関西で中小企業診断士をしています。
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