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日々メディアから流れるニュース、情報について思うところを記します。

お笑い

快楽亭ブラックに大爆笑

久々に落語のライブに出かけた。

快楽亭ブラック毒演会と、川柳ブラックにせ親子会。

大爆笑させていただきました。

変態、博打狂いといったイメージの強いブラック師匠だが、古典の腕前も確かなものであることを再認識させられた。さすがは元立川流。文七元結も芝浜も、主人公の了見に本当なろうと思えば、ブラック師匠ぐらいの放蕩を重ねないと無理なのでは?と真剣に思えてくるから不思議なものである。

一方の川柳師匠。ことし77歳の後期高齢者で、ブラック師匠曰く「大阪で生で見られるのは最後かも」。しかし、相変わらず元気いっぱいの歌声を聞かせてくれて大満足。

やはり演芸は生が一番。子供も連れて行ってやりたいが、ブラック師匠はちと早すぎるか?

 

初めての生談春〜小米朝十番勝負〜

行ってきました、小米朝十番勝負。今回の対戦相手は談春ということで、こちらが目的でした。

私の周りの客席には、福田和也氏、堀井憲一郎氏の姿も。わざわざ東京から?ご苦労さんです。

談春師の演し物はおなじみの「文違い」。東京ネタなので、この話を生で聞くのは初めてでうれしかった。やっぱり上手いです。お杉は、はすっぱなところと可愛らしさがうまく出ていてよかったです。芳次郎をもっと強面にしてもいいかな、と。郭とは恐ろしいところですね。

さて肝心の小米朝師。ネタは「天災」と「皿屋敷」という上方では最もポピュラーなもの。両方ともネタおろしとのこと。小米朝師を生で聞くのは、20年ぶりくらいだが、正直面白くないところは変わらず。変わったのは声が大きくなったことぐらいか。

「天災」はざこば師のイメージが強すぎて、小米朝には荷が重い。口調も真似ているようで聞いてて辛い。「おもて出るんかい」はざこば師やなかったら無理です。

「皿屋敷」もミニ米朝。子供だから無理もないか…。談春師を迎え撃つのにこのネタはないのでは?。

談春も含め最近の東京の若手落語家は、テーマや人物描写の見直しを含め噺の再構成に積極的に取り組んでいる印象である。それに比べると、小米朝はあまりにネタに忠実。時折今風のギャグを単発で入れるだけである。

親譲りの端整な顔立ちを活かすには、ネタ選び、演出等々、もっと戦略を練らな苦しいのでは、と余計な心配をしてしまいました。

談春の落語が楽しみ

今日は小米朝十番勝負の二回目。あいては談春。これは楽しみ。早く仕事を終わらせて心斎橋へ行くぞ

清水キョウイチ郎さん、ありがとう

元ぴのっきをの清水キョウイチ郎さんが11月4日にお亡くなりになりました。

まだぴのっきをとして活躍していた頃、嫁と2人で行ったうめだ花月に出演されてました。ドラえもんの唄を歌っていました。
客層は今と違い若者が少なく、2人の漫才で爆笑しているのは、つぼにはまった我々だけ、あとはシラッーとした雰囲気だったのを覚えています。お2人は我々だけに向かって漫才をしてくれていたような気がしたものです(勝手に思っています)。

新喜劇に入ってからは、端役ばかりで精彩を欠いていたみたいで残念です。二度とあの天才的なボケを見ることが出来ないかと思うと本当につらいです。

合掌。

露の団六さんの本を読む

先日、家族で彦八まつりをのぞきに行ったら、大学の落研の先輩である露の団六さんに会いました。上方落語の祭りなので会って当然なのですが、そこで「お前、俺の本まだ買うてないやろ。買え」ということで「あほやけどノリオ」という本を買いました。本を出しているのは知っていましたが、すっかり忘れていたのです。


団六さんのお兄さんはダウン症です。このお兄さんとの関わりを中心に、団六さん自身の半世紀でもあります。早速帰宅して読みました。笑いました。泣きました。


お兄さんである「ノリオ」は「あほ」です。地域の住民も、友達も、そして師匠も、団六さんのまわりの方は素晴らしい方ばかりです。優しい方ばかりです。皆が「あほ」であるお兄さんを温かく見守ってくれています。


人前で話をして、笑わせる、泣かせるプロである落語家。この本を読むと、人間としての力がなければ本物のプロにはなれないことをひしひしと感じます。是非ご一読を。

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芸人はやっぱりすごい

先日、深夜番組で「ダイナマイト関西−大喜利王決定トーナメント」なるものがあったので、お笑い好きの私としては、当然視てしまった。

大喜利といっても、最近の若手芸人がやっているのは「笑点」のような「なぞかけ」や「あいうえお作文」ではありません。「冬眠中のくまさんが起きてしまった。その理由とは?」「若者客がほとんどこないペンション。ひさしぶりに来た若者客にそこのオーナーがはりきってした粋なはからいとは?」など、かなり柔軟な発想が求められるものです。

このなかで一般枠として、週刊誌などでお笑いコーナーを持つライターが参加して、若手芸人と対決していました。ライターは最初の1つは大変面白いネタを考えます。芸人以上といってもいいかもしれません。しかし、二の矢、三の矢が続きません。これに対して芸人は、若手といえども、いや、若手だからこそ次々とおもろい答えが出てきます。

芸人の凄さを思い知らされました。いわゆる「お笑い系文化人」と「お笑い芸人」の底力の違いを見せてもらいました。まいりました、ダイアン・西澤さん。

大阪に落語ブームは来るか

テレビ東京系の「ワールドビジネスサテライト」で、年明けから「境界なき時代」という連続特集をやっている。性別、年代を超えた予想外のヒット商品を紹介、分析する企画だ。そこで見たのが、東京新宿・末広亭の深夜寄席に押しかける若者の行列だ。

まだあまり売れていない若手落語家が出演するのだが、500円という低料金とおりからのお笑いブームの影響か、大にぎわいである。東京の落語ブームは本当のようだ。

翻って大阪はどうか。今夏には天満天神繁盛亭という、上方落語家、落語ファン待望の常打ち小屋が誕生する。最大の課題が集客である。スター落語家が出演すれば、そこそこの客は集まるだろうが、常打ち小屋の目的は、若手を含めたレベルアップ。少数の売れっ子に頼らなくても、客が集まり、採算が取れるような企画力が勝負になるだろう。繁盛亭から新しいスターが育っていくことを私も応援したい。

あまりに残念な吉朝の死去

上方落語会の中堅、桂吉朝師が亡くなった。あまりに早すぎる、あまりに惜しい損失である。

芝居や能など様々な分野に首を突っ込んでいた、好奇心旺盛な噺家だったが、やはりその真骨頂は古典落語。本格派の古典落語を現代人にもわかりやすく、端正に演じ、そして爆笑をとれる貴重な存在であった。

それにしても師匠・米朝の落胆はいかほどのものか。枝雀を失い、そして今、吉朝。有望な弟子に次々と先立たれる不幸は想像に余りある。

枝雀の芸は一代限りの名人芸だが、吉朝のそれは弟子や後輩に受け継がれていくべきものだろう。幸い才能豊かな弟子が育っている。我が落研の後輩でもある吉弥くん、落ち込んでいる暇などない。師匠を乗り越える気迫で頑張ってくれ!

さようなら、岡八朗

岡八朗が亡くなった。最近好きな人が次々と亡くなっていく。寂しい限りだ。

昭和36年生まれの私たちは、子供の頃、土曜日に学校が終わると家に飛んで帰り、テレビで吉本新喜劇や道頓堀アワーを視るのが、とても楽しみだった。そのときのスターが、花紀京であり平参平であり谷しげるであり岡八朗であった。

「わいはこう見えても学生時代に空手習てたんや、…もっともこれは通信教育やけど…すきがあったらどっからでもかかってこんかい!…くっさー、えげつなー」。一連のギャグに腹を抱えて笑ったものだ。

あまり古いコメディアンは知らないが、ある演芸評論家が新聞に書いていたが、型やストーリーより、ギャグやキャラクターが前面に出てきた今のお笑いの走りだったのだろう。

吉本新喜劇からは今も次々と新しいスターが出ている。東京へ行ってしまうタレントも多いが、大阪に根を下ろして頑張る役者をこれからも応援したい。

それにしても谷しげるや伴大伍、淀川五郎、室谷信男(漢字あってるのでしょうか)、どうしてるのかなあ、生きてるのかなあ?

文枝逝く

ブログを始めようと思ったその日、桂文枝が亡くなった。
74歳、早すぎる旅立ちである。
私は、落語が大好きである。学生時代は落研にも所属していた。
現在もそうだが、関西に住んでいるので、
生で聞くのも、演じるのももっぱら上方落語である。

文枝の落語は、昔は正直あまり好きではなかった。
もっちゃりとしたしゃべりが「疲れるな」という印象だった。
それが、小文枝から文枝を襲名した頃から、大好きになった。
彼の落語ワールドに身を任せていると、何とも幸せな気分になるようになったのである。
声、しゃべりのリズム、はめもの…すべてをひっくるめて文枝ワールドに連れて行ってくれる、客である私は、じっと身をゆだねていればいいのであった。
女性を演じて定評のある師ではあったが、アホ(喜六)の出てくる軽い話が、何ともおもしろかった。

そして何より、師の功績は、そうそうたる一門を育て上げた力量ではないか。
弟子を育てるうまさでは、故六代目松鶴と双璧であろう。
もっともっと楽しい噺を聞かせてもらいたかった。
合掌。
Profile
湯浅伸一
10年ほど地方紙で記者をしていました。
その後創業に参画し、現在は、関西で中小企業診断士をしています。
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