芝浦工大MOT研究科長・東京大学名誉教授の児玉文雄氏の講演を聴く機会があった。

技術経営の重要性、「戦略」の重要性、プラットフォーム産業創立の必要性…。1時間半と時間が限られていたこともあり、あれもこれもと盛りだくさん。話の内容自体は興味深く、「なるほど」と思わせる部分も多かったのだが、如何せん話が難しい。

どうも学者の先生は、「聞き手のレベルに合わせて話す」ということをあまり意識していないように見受けられる。私も講演やセミナー講師をすることが時々あるが、聞き手がどこまで理解してくれているかは常に気になるものである。うなずく人が多ければOKだし、「ポカーン」としている人が目につけば、出来るだけかみ砕いたり、寄り道をしたりと工夫するようにしている。

「高名な学者とお前を一緒にするな」という声が聞こえそうだが…。