今朝の日経産業新聞1面に、2005年の視聴率が掲載されている。

トップは、日本対北朝鮮のワールドカップ予選で47.2%。上位20のなかにワールドカップ予選が、これを含めて5本もある。テレビ朝日はウハウハだろう。反対に不振だったのが、連続ドラマであり、3本しかなかった。

ドラマの不振はいいとして、驚くのは日本人がこれだけワールドカップに興味があるのかということと、代表に比べてJリーグ(クラブ)の人気の低さだ。

そういえば70を超え、日頃サッカーに興味などないうちの父母もワーワー応援していたなあ。選手の名前も顔も、いやジーコという監督すらよく知らないのに…。

半面史上稀に見る大混戦となったJ1は、関西に住む私の周りではほとんど話題にもならなかった。大阪勢が優勝争いをしているにも関わらず、である。当然テレビ観戦する人も少ない。関東ではそれなりに盛り上がったのだろうか。これだけ強くなっても関西のクラブは集客に苦労している。関西人はタイガース以外に興味はないということなのか。

やはり地域のクラブが活性化してこそ、我が町の代表が活躍するナショナルチームも盛り上がる。サッカー先進国では当たり前だと言う。代表よりずっと試合が多いクラブチームを応援すれば、毎日が楽しいではないか。