パリーグは、マリーンズとホークスのプレーオフたけなわである。マリーンズの31年ぶりの優勝も興味深いし、接戦が多く、試合自体大変面白い。

翻って、セリーグのタイガース。リーグ優勝が決まって半月余り。いくらなんでも、日本シリーズが遠すぎる。プレーオフ制度がある限り、日本シリーズでは試合を続けているパのチームが優位なのは間違いない。

プレーオフという、優勝の価値を決める大事な制度が、片一方のリーグだけで行われていること自体がおかしいのである。セリーグも、同制度の導入を検討しているとしているが、仮に導入しても、スタートは2007年からとのこと。何というスピード感のなさ。やるなら来年からスタートしたらいいのだ。それでも1年もの猶予がある。

プロ野球という組織、特にセリーグは、ほんまに救いようがない。