朝日新聞5月5日付けの社説「いま風の湯治もいいね」が、気持ち悪い。

文体は、語尾を「〜ね」で締める呼びかけ調、同意求め調。
そして中身は意味不明。

朝日は、時々この手の文体の社説を書く。
大体難しい問題、特に産経、読売あたりと鋭く対立するようなテーマについて、猫なで声で「皆さんよくわからないでしょ。教えてあげますよ」といった社説を書くのである。

主張・内容に関しては朝日の肩を持ちたくなる場合でも(今回の社説は論外)、この手の文体でやられると、かえって反発したくなるのは私だけだろうか。
普通に堂々と書けばいいものを、こんなスタイルにすることで、エリート臭さをプンプン漂わせ、読む気をなくさせていることを朝日の論説委員は誰一人気づかないのだろうか。

それにしてもこの社説、何を言いたいのかさっぱりわからない。
時間を返してくれ。