今日の日経(大阪版)によると、積水ハウス株式会社が、同社の在日コリアンの従業員が、顧客から差別的な言動を受けたとしておこす慰謝料請求裁判を、訴訟費用を負担するなどして支援するとのことである。
事実関係はこの報道でしかわからないので、コメントしづらいが、従業員をこういった形で支援する企業が出てきたことは素晴らしいことではないか。
解雇、過労死等々で、会社と従業員の間の訴訟はよくメディアでも取り上げられ、労使という立場上両者はとかく対立しているものと我々は受け止めがちだ。
こうしたなかで「差別は悪い」という価値観を共有し、ともにその是正を目指していこうという姿勢を見せた同社の対応は大いに評価してもいいのではないか。頑張れ積水ハウス!