メディアをよむ

日々メディアから流れるニュース、情報について思うところを記します。

2006年06月

Jリーグが盛り上がらなければ

ワールドカップでの日本1次リーグ敗退が決まりました。

敗因等についてはいろんなところで語られているので申し上げません。ジーコ流は日本では難しかった、ということではないでしょうか。

しかし、根本的な原因はもっとあると思います。ワールドカップ人気で、「日本にもサッカー人気が定着した」といった論調がありますが、これは違います。「サッカー日本代表人気が定着した」のであって、決してサッカー人気が定着したのではありません。現に、ワールドカップで盛り上がる一般ファンのほとんどは、身近なプロサッカーであるJリーグには、全く関心がありません。

一部のサッカーファンも、欧州チャンピオンズリーグをテレビ観戦しても、アジアチャンピオンズリーグにはほとんど関心を示しません。私はガンバファンなので、今年は何とかテレビ観戦したいと思いましたが、やってたのはCS放送です。そんなの観られません。

ヨーロッパや南米の強豪国は、国内リーグが大いに盛り上がります。日本でもJリーグにもっと多くの人々が関心を持ち、サポーターが足を運び、応援したりヤジを飛ばしたりしないとサッカーは強くなりません。サポーターも見る目を養わなければなりません。

今大会では、アジアから一つも決勝トーナメントに進めませんでした。それは上記と大いに関係あるでしょう。韓国も日本と同じ状況です。

代表だけでなく、身近なクラブからサッカーを観ようではありませんか。

頑張れ!マーベリックス

NBAに興味のある方はあまりいないでしょう。

私は、ダラス・マーベリックスの大ファンです。

数年前までは、「全米のプロチームのなかで一番弱い」と揶揄されたチームが、ことしは初めてのファイナルを戦っています。全米一まであと2勝と迫っています。

このマブス(米国ではよく名前を縮めます)、選手より有名なのがオーナーのマーク・キューバンです。昔からこのチームの大ファンであった彼は、ネット放送の大成功で巨万の富を得、ついにチーム買収してしまったのです。ファンが高じてオーナーになるという、夢のような話です。このオーナー、地元の試合には必ずベンチ横に陣取り、ときには興奮のあまりコートに飛び出したり、コーチさながらの振る舞いをしたりと、物議を醸しています。連盟からの罰金も桁外れです。

でも、誰も彼を責めたりはしません。ドアマットチームだったマブスをここまで強豪に押し上げたのは彼の功績以外にないからです。ファンは彼に感謝し、彼の行動を笑いながら見守っています。マブスファンもオーナーのファンなのです。

ひるがえって、我が国のプロ野球。ホークスもイーグルスも、オーナーがチームに愛情を注いでいるとはとても感じられません。サラリーマンオーナーに率いられる他のチームなど論外です。そもそも野球そのものが好きかどうか疑わしいレベルです。悲しい限りです。

イーグルスベンチ上の席で、接待ではなく、本当に野球を楽しみ、イーグルスの選手の一挙手一投足に笑ったり、怒ったり、悲しんだり、怒鳴ったりする三木谷オーナーの姿を拝見したいものです。

負けるべくして

シュートを打たないファワードはいらない。選手交代ができない監督って何?黄金の世代がこのまま消えるのは残念。

地酒百花繚乱

昨夜、診断士の先輩、仲間と神戸元町で飲んだ。

そこで焼酎の前割りというものいただいた。あらかじめ焼酎6、水4の割合で割ってあるものを一升瓶に入れてあるという代物。鹿児島ではよくあるとのこと。本当に6:4なのか、結構水くさかったような気が…。

しかし、最近はどこの居酒屋へ行っても焼酎、地酒の品揃えがすごい。特に私は、日本酒の蔵の支援に協力している関係で、日本酒や業界の知識が結構増えた。有名な地酒の名前も結構覚えた。日本酒は翌日こたえるのが難点だが、地酒は本当に美味い。

新聞の特殊指定見直し先送り

地域や読者によって異なる定価をつけたり、値引きしたりすることを禁じる新聞の「特殊指定」の見直し問題で、公正取引委員会は31日、廃止を当面見合わせる方針を与党に伝えた。2日にも正式に表明する。(朝日新聞HPより)

http://www.asahi.com/national/update/0531/TKY200605310471.html

まあ、しかしこんな現実離れした議論も珍しい。新聞に「値引き」がない、などと誰が思っているのか。「1年契約すれば3ヶ月タダ」等々実質値引き販売は当たり前になっている。競争の激しい地域とそうでない地域では、実質の値段は違っている。すべて独禁法違反だ。

特殊指定と再販売価格維持制度の見直しの話が浮上すると、新聞業界はかならず「宅配制度が崩壊する」として、「読者の知る権利が失われる」と脅しをかける。

しかし、本音が「宅配制度が崩壊すれば誰も一般紙など読まなくなる」という恐れにあることは明らか。本当に宅配してもらって新聞を読みたいというニーズがあるのなら、その分サービス料を取ればいいだけの話だ。宅配業者、郵政公社…配達の方法はいくらでもある。当然駅売りと宅配では値段が変わる。宅配を無料サービスにすれば変わらない。当たり前である。それぞれの新聞社、販売店の販売戦略として考えればいいだけの話である。

まあ、そもそも宅配制度の崩壊を理由にするのは、論旨をすり替えている。宅配制度が新聞業の根幹を支えているのなら経営努力をすればいいだけ。宅配をする高い新聞、駅売りしかない安い新聞でいいではないか。宅配業者が「自由競争にすれば宅配できなくなる」と言っているに等しい。

新聞の中身のなさを反省することなく、脅しをかけるだけの新聞業界に未来はない。新聞に頑張ってもらいたいからこその苦言である。

Profile
湯浅伸一
10年ほど地方紙で記者をしていました。
その後創業に参画し、現在は、関西で中小企業診断士をしています。
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