今更ながらであるが、ライブドアとフジサンケイグループとの一件である。

テレビ、新聞、雑誌からは、ライブドア・堀江社長の考え方が
断片的にしか伝わってこない、それに輪をかけて堀江氏も
挑発的な言動を繰り返すので、堀江氏の意図がよくわからない
と思っていたら、ジャーナリストの江川紹子氏(オウム事件で名をはせた)
のサイトに、彼女が昨年末堀江氏インタビューした記事が載っている。
この時点では、まだニッポン放送株取得の件については公になっていなかったので
「それは言えません」と煙に巻いている。

しかし、その内容および堀江氏のメディアに対するスタンスは、
既存のメディア、ジャーナリストにとっては傾聴に値するものである。
「何もわかっていない素人が偉そうに」と鼻で笑うか、
「メディアの外部の人間はこんなことを感じているのか」
と関心を持つか(それも一時だろうが)。
私もかつて、地方紙とはいえ、マスメディアの末端に
籍を置いていた人間である。
考えさせられるところ大である。

簡単に堀江氏の考えを私なりにまとめると以下のようになる。

(1)堀江氏が目指すライブドアの将来像はロイター、ブルームバーグといった
金融とメディアを融合させた企業である

(2)記者やメディアはニュースの価値を取り扱いの軽重(新聞なら見出しの大きさや面、放送なら時間の長さや順番)で読者・視聴者に押しつけている。価値を決めるのは読者・視聴者である

ライブドアは、既得権益と常識離れした高給を手放したくない
既存マスメディア関係者にとっては、黒船である。

私は株式や企業買収にあまり詳しくないので、そちら方面は
専門家に任せるとして、「ジャーナリズム」という視点から
堀江氏について思うところを追って記していきたい。

江川紹子ジャーナル〜社会のこといろいろ〜http://www.egawashoko.com/menu4/contents/02_1_data_40.html