メディアをよむ

日々メディアから流れるニュース、情報について思うところを記します。

自民党の終わりの始まり

安倍晋三官房長官がようやく自民党総裁選出馬を表明した。対立候補があまりに弱い、というか自民党各議員の「勝ち馬に乗りたい」というあまりに無節操な発想のおかげで、何とも締まらない総裁選である。

安倍さんの「美しい国」というのもよくわからない。この人の系譜から考えると、究極の右派政権であることは間違いない。こんな、何の苦労も知らない3世議員が、「再チャレンジできる社会」などと、堂々と語っているのは、何かのブラックユーモアではないかとさえ思えてくる。それでも自民党は、「若い」「男前」「女性に受ける」つまり「選挙に強そう」という一点で、安倍支持に雪崩を打っているのだ。

内部での活力が失われつつある自民党。安倍総裁誕生は、自民党の終わりの始まりであるような気がしてならない。まあ、一度終わるべき政党ではあるのだが…。

JRの乗り心地

国の地域ブランドの仕事で、最近月に2、3回和歌山県串本町へ出張する。新大阪からJRの特急オーシャンアローか特急くろしおで行くのだが、その乗り心地がすこぶる悪い。特にくろしおは最悪。酔う。吐きそうになる。友人のコンサルタントも同じことを言っていた。

線路が狭い、古いことに加えて、くろしおは車両も古い。いい加減にこの車両は引退させるべきではないか。JR西日本は、都市部のスピードアップも良いが、こうした地方路線にも金を使うべきだ。

都市部と言えば、大阪環状線を青い車両が走っている。これはこの前まで東海道線(京都線、神戸線)を走っていた普通車だ。環状線はオレンジ色ではなかったのか。古い車両を使い回すのも何だが、色ぐらい塗り替えろよ、と言いたくなる。

川淵会長退陣要求

日本サッカー協会、川淵会長に対する退陣要求デモが、8月9日のトリニダードトバゴ戦後にあるそうだ。東京にいるなら是非参加したいところだが…。

Jリーグ発足、W杯出場と、この人の残してきた功績は本当に大きいものだ。それだけに、今の姿が許せないのです。

 

大阪府は府民「不」栄誉賞を

亀田興毅選手の、横浜アリーナで行われたプロボクシングWBAライトフライ級王座決定戦の判定が大騒ぎ(?)になっている。

大晦日にこの選手の初防衛戦中継を予定していたTBSとしては、ここで負けてもらってはこれまでの努力が水の泡。確かに当人の努力、練習量はすごいのだろうが、「メディアによってつくられた王者」というイメージができてしまったのはつらいところ。減量がきつい、との理由でベルト返上もささやかれている。

そこで気になったのが、TBS系列の毎日新聞の報道ぶり。さすがは新聞。ガッツ石松氏らの判定に対する批判、TBSに対する抗議、判定方法の解説、と冷静な記事が並んでいてほっとした。

しかし、本当に私が憂うのは、彼の使う言葉である。これで彼らの汚い大阪弁が、メディアを通じてこれからも巻き散らかされると思うと、関西人としては怒りすら感じる。「大阪弁」=「大阪人」=怖い、礼儀知らず…、というイメージがますます強固になってしまう。いっそ大阪府は、府民栄誉賞ならぬ府民「不」栄誉賞をこの人に出してほしいものだ。

差別発言を許さぬ企業

今日の日経(大阪版)によると、積水ハウス株式会社が、同社の在日コリアンの従業員が、顧客から差別的な言動を受けたとしておこす慰謝料請求裁判を、訴訟費用を負担するなどして支援するとのことである。

事実関係はこの報道でしかわからないので、コメントしづらいが、従業員をこういった形で支援する企業が出てきたことは素晴らしいことではないか。

解雇、過労死等々で、会社と従業員の間の訴訟はよくメディアでも取り上げられ、労使という立場上両者はとかく対立しているものと我々は受け止めがちだ。

こうしたなかで「差別は悪い」という価値観を共有し、ともにその是正を目指していこうという姿勢を見せた同社の対応は大いに評価してもいいのではないか。頑張れ積水ハウス!

Profile
湯浅伸一
10年ほど地方紙で記者をしていました。
その後創業に参画し、現在は、関西で中小企業診断士をしています。
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