メディアをよむ

日々メディアから流れるニュース、情報について思うところを記します。

初めての生談春〜小米朝十番勝負〜

行ってきました、小米朝十番勝負。今回の対戦相手は談春ということで、こちらが目的でした。

私の周りの客席には、福田和也氏、堀井憲一郎氏の姿も。わざわざ東京から?ご苦労さんです。

談春師の演し物はおなじみの「文違い」。東京ネタなので、この話を生で聞くのは初めてでうれしかった。やっぱり上手いです。お杉は、はすっぱなところと可愛らしさがうまく出ていてよかったです。芳次郎をもっと強面にしてもいいかな、と。郭とは恐ろしいところですね。

さて肝心の小米朝師。ネタは「天災」と「皿屋敷」という上方では最もポピュラーなもの。両方ともネタおろしとのこと。小米朝師を生で聞くのは、20年ぶりくらいだが、正直面白くないところは変わらず。変わったのは声が大きくなったことぐらいか。

「天災」はざこば師のイメージが強すぎて、小米朝には荷が重い。口調も真似ているようで聞いてて辛い。「おもて出るんかい」はざこば師やなかったら無理です。

「皿屋敷」もミニ米朝。子供だから無理もないか…。談春師を迎え撃つのにこのネタはないのでは?。

談春も含め最近の東京の若手落語家は、テーマや人物描写の見直しを含め噺の再構成に積極的に取り組んでいる印象である。それに比べると、小米朝はあまりにネタに忠実。時折今風のギャグを単発で入れるだけである。

親譲りの端整な顔立ちを活かすには、ネタ選び、演出等々、もっと戦略を練らな苦しいのでは、と余計な心配をしてしまいました。

談春の落語が楽しみ

今日は小米朝十番勝負の二回目。あいては談春。これは楽しみ。早く仕事を終わらせて心斎橋へ行くぞ

道路特定財源を見直すなら税金廃止が本筋

道路特定財源の見直し論議が進んでいる。安倍首相としても、小泉前首相に負けない改革の姿勢を見せるためにも、これらの一般財源化を目指しているようだ。

しかし、こんなおかしな話はあるまい。道路の整備を目的に徴収されている税金を他のことに使えるようにするということ。これが「改革」で、反対するのは道路族議員など「抵抗勢力」というわけだ。

確かに族議員の利権を奪う可能性が高いので、彼らは反対するだろう。かといって、反対することが改革に抵抗する勢力と印象づけようとするのは無理がある。

一般財源化すると言うことは、道路整備が一応終わったと理解せざるを得ない。ならば、これらの税金は廃するのが本筋ではないか。税収が足りないのなら、こんなこそくな手段はやめて正々堂々と増税すればよい。

これが許されるなら、「福祉目的です」と言って消費税率を上げても、いつ「特定目的を外しましょう」と言い出すかわかったものではない。納税者を平気でだます前例を作ることになることに気づいていないのではないか。

 

逃げる男、安倍晋三

自民党の郵政反対議員11人が復党を果たしそうだ。

「去年の総選挙は何だったんだ」「選挙費用の税金の無駄遣い」等々世間からは非難囂々である。反対に自民党内では、中川幹事長が表に立って、復党推進派から袋だたきである。

しかし、自民党の総裁は安倍晋三である。この後に及んで、彼がこの問題についてどう考えているのか、全く見えない。中川幹事長が伝聞を伝えているだけである。

これはどういうことか。私が思うに、安部晋三はこの問題から「逃げている」のである。つまり決断力がない、もしくは郵政民営化や政党や選挙のあり方について何の考えもないということ。これがこの国のリーダーなのである。

思えばこの人、「北朝鮮問題で毅然とした態度をとった」とかで人気が出た。しかし、小泉さんと一緒に北朝鮮に行った折り、金正日相手に直接文句を言ったわけではないのである。帰ってきてから「自分は平壌宣言に反対だった」と、何を勘違いしたか、さも英雄気取りであった。いつも日本国内、つまり安全な場所で吠えているだけなのである。

血筋や見栄えがいいだけで総理になった、情けない男ではないか

知事の汚職に新聞は責任はないのか

福島、和歌山ときて次は宮崎…。知事の汚職である。

知事は住民の直接投票で選ばれるという点で、米国の大統領型権力者である。議院内閣制における総理大臣より、ある意味権力を有しているともいえる。それだけに議会等権力を監視する機能、とりわけジャーナリストの役割は重要であるあはずである。

本来なら、こういう事態になる前に権力者の実態を暴き、有権者に伝えるべきなのがメディアの役割である。和歌山県知事などは、「改革派知事」としてメディアはこぞって持ち上げていた。ところが一転、逮捕劇となるとまさに手のひらを返したように、裏でこれまでどれだけ危ないことをやっていたか、を暴き始めるのである。まさに「水に落ちた犬」状態である。

外様知事が地方で降り立って当選することがどれだけ大変なことか、さらに当選回数を重ねていくこと=地元にとけ込むことがどういう副作用を生んでいくか…、ジャーナリストなら当然知っていたはずだ。しかし、書かない、書けない。書くとしたら地元オンブズマンの告発があって初めて「ニュース」となるのが実情である。

実は有権者はこうした知事の実態を噂で知っている。県庁に出入りする業者ならなおのこと。つまり誰でも知っていることをメディアは書かない、読者も「どうせ○○新聞は書かないだろう」と、端から信用していない。こんな社会がまともな民主主義社会といえるのだろうか。

 

Profile
湯浅伸一
10年ほど地方紙で記者をしていました。
その後創業に参画し、現在は、関西で中小企業診断士をしています。
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